発勁と寸勁 当身(柔打ち)

泉水流柔術 発勁と寸勁 柔打ち(中級〜上級)


中国武術の発勁と寸勁を解説。

泉水流柔術の当身(柔打ち)も収録。




【発勁】

中国武術の用語で、効率的に力を出す技術。

力まかせではない、全身を上手く使った出し方。
武術においては、打撃、投げ、関節技に用いる。

寸勁は、その動作を小さくしたモノ。
氣で相手を飛ばすのではない。

※「勁」の文字は、強い・鋭いなどを意味する。



【寸勁】

一時、話題になった【寸勁】は、名前のとおり
相手との距離が短くても 伝える技術のこと。 

※1寸⇒約3センチ


ほとんど相手と接触している状態からでも
打撃することもできるが、これを【分勁】と言う。


これらは【発勁】の動きを小さくしたもの。
腕力に頼らず、あえて腕を伸ばした状態で打ってみる。


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1.力の流れ

まず、足で地面を押す反動を
足腰⇒ 腰背部⇒ 肩⇒ 腕
というように伝えていく。

反動を途切れさせてしまうと
力はそこでストップしてしまう。

また、筋肉で関節を上手く動かし
伝えるチカラを増加することができる。

門派(流派)によって力の出発点や流れは
多少変わるが、たいていは同じような流れ。



2.重心移動

より力を強く伝えたいなら、
自分の体重も利用するのが有利。

地面からの反動を 体の中を増幅させた力を
相手に伝える瞬間に 自分の体重も載せる。


ただ、寄りかかるのでは意味がない。
伝える瞬間 一気に体重をかける。

実戦においては、ある程度の距離から
ぶつかる様におこなう。

つまり、打撃技も、投げ技も、関節技も
本質は体当たりのカラダ使い。



3.呼吸と伸筋活用

人は重いモノを持つ時や、引っ張る時に
自然に息を吸って一瞬息を止める。

逆に、モノを投げたり、押す時は
吸って止めた息を一気に吐き出す。

息を吐いた方が、脱力リラックスして
無駄な力が抜け、体を伸ばす伸筋が働く。

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脱力、力の連動、重心移動、呼吸、伸筋活用…。

力の出発点や 力の体内の通り方が
門派(流派)によって違えど、原理は同じ。


当然の事、通常の技(打撃・投げ・関節)が
しっかり出来ていないと身に付かない。

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【柔打ち】

泉水流の当身。

膝の抜きを用いて重心を落とし、
手先に体重を預け、腕の伸筋を使う。


・ボディゲーム2 (重心上下)

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