新しく学んだ事を消化し、身についたなら、
今度は、自分の中の不要なものを手放す。
そうせねば、技が膨大な量となってしまう。
それらは、今迄のその時々に必要であったが、
それを卒業し、新たなモノを吸収するべき時もある。
自分も、足りない部分を補おうと、他流の技を学んだり
バレエやヨガ、ピラティスやジャイロキネシスの身体操作
を取り入れ消化する事に躍起になっていた事もある。
これらは、身も心も本当に自由にしてくれたもの。
そこで、今もう一度、
初心に帰って、自分の原点を見つめなおしたい。
だからといって、技の先祖がえりはしない。
同じ動きに見えて、格段に進化していくのだ。