第2回目の柔術中級講座を開催!

先日は、【泉水流柔術】の『中級講座』でした。

6名の受講者と僕達親子3名の計9名でした。

中級1

じつは、中級講座は、まだ2回目です。

2005年7月22日(金)の第1回目から2年7ヶ月ぶりでした。
 

今までは、『初級講座』までは受講しても、なかなか忙しく練習会で復習する機会の無い方が多かったで、『中級講座』を開催するには至らなかったのです。
 

しかし最近になり、有難い事に練習会のメンバーが増えたので、『中級講座』を開催する運びとなったのです。


今回の『中級講座』メニューも、直前まで悩んだメニューです。

前回の『初級講座』を受けたばかりの方々も居るので、どこまで出来るかという事を考えていました。


結局、流れに合わせて臨機応変に進めるしかない、と決めました。
もちろん怪我人など出してはいけませんが、一応 救急セットも用意しての開催でした。
きっと、僕の顔もいつに無く緊張していたと思います。

中級2


初めに「空の間」「時の間」「人の間」といった「間合い」を学びます。

“一足一刀の間合い”や“先”といった中に、物理・生理・心理の3つの理(ことわり)を見出すことができます。

 また、『中級講座』は、『初級講座』で学んだ、打撃技・関節投げ技といった枝葉の部分ではなく、体幹部(胴体)の使い方などを学びます。


実際には、古流ではあまり学ばない“タックル”や“マウント”の仕方、
そして、その崩し方をあえて学ぶことによって、最近流行のプラジリアン柔術や総合格闘技に対処する方法を覚えました。


そして、そのタックルを活かしての、頭突き・肘打ち・膝蹴り
といった実用的な技への展開や、さらに打撃技・関節投げ技へ
の繋がりを覚えていただけたと思います。


特に今回は、時間も1回目の2時間枠から4時間枠へと延長し、
“腕ひしぎ十字固め”や“アキレス腱固め”といった技や、
今まで学んできた関節技の返し技などをメニューに追加しましたので、
参加された方は、かなり満腹になられた事と思います。

 

今回も、参加者の熱意に後押しされながら、無事に開催する事が出来ました。
受講いただいた方々、どうもありがとうございました。
そして、お楽しみ様でした。