2014年02月
2014年02月28日
一足一刀の間
近況報告や世間話をしながら、各自でストレッチした後は、
さっそく稽古に入りました。
Sさんが得意の武術雑誌を持ち込んでのリクエスト。
そこで紹介されている技を、皆で練習するパターンが
増えてきています。(^^)

まず、立った姿勢での『合気上げ』と『合気下げ』。
この感覚を養ってから、相手の肩に触れた状態で重心を崩し
相手を倒していく『触れ合気』です。
以前、上級セミナーでやったプログラムの1つなので、
中伝者のお二人は、少しずつ思い出されていたようです。
次に、相手の横面打ちを受け、そこを支点とした梃子の原理で
相手の重心を崩して倒していく技です。
この技も、先ほどの『触れ合気』も、自然現象である波の原理
も使ってかけていきます。
ただ、この横面打ちの場合、おなじ自然現象である渦の原理を
使った技の方が、カンタンに相手を倒せるのですが。。。
Kさんのリクエストは、お互いが短刀を持ってのスパーリング。
刺されない、斬られないための体捌きをレッスンしました。

さて、最後のフリースパーリングの時に、僕と対戦したSさんから
めずらしく途中でストップが入り、
「先生の打撃は当たるのに、なぜ僕の打撃は当たらないんでしょう?」
確かに、防御においても、攻撃においても、
自分の間合いを知らないと、動き回って疲れる一方ですからね!
そこで、3つの間(空間・時間・人間)のうち、
空の間(距離と角度)として【一足一刀の間】をお話ししました。
■柔術練習会 http://www.sensuiryu.net/drill.html
逆腹式呼吸
以前…、
身体を動かすには、胸式呼吸の方が動きやすく、
リラックスには、腹式呼吸の方が適している。
…というお話しをしました。
この続きです。
http://www.sensuiryu.com/archives/65803446.html
http://www.sensuiryu.com/archives/65805190.html
胸式呼吸と腹式呼吸を、
瞬時に使い分けるのは難しそうです!
じつは、昔から良い方法があるんです。
それは、胸式呼吸と腹式呼吸の間に位置する
“逆腹式呼吸”です。
1.腹を膨らまして、息を吐く。
2.腹をへこませて、息を吸う。
一見、胸式呼吸なのですが、意識は腹部にありますから
横隔膜運動が主体となります。
でも、リラックスにおいては、腹式呼吸には及びませんので、
心身をリラックスしたい方は、腹式呼吸をメインにすると
良いと思います。
http://www.sensuiryu.net/tanden.html
運動においては…、
1.息を吸った時に重心が上がり、移動しやすくなります。
2.息を吐いた時に重心が下がり、安定しやすくなります。
これからは、僕も“逆腹式呼吸”を、
武術の時に意識していこうと思います。
■呼吸ストレッチ
・お申込み・お問合せは
美浜カルチャーセンターさん(0120-66-5432)へ、直接電話。
http://www.culture.gr.jp/mihama/index.php
2014年02月23日
希望に応える呼吸法
今回からお2人とも教室に参加される事となりました。
今日は、セルフで出来るマッサージを伝授しました。

その後は、いつものイメージを使った丹田呼吸法です。
「健康的に痩せたい」
「体調を良くしたい」
「体力をつけたい」
様々なニーズやウォンツがあると思いますが、
これらの希望に応える事のできるクラスです。
ぜひ、楽しんで続けて頂きたいと思います。
■呼吸ストレッチ
・お申込み・お問合せは
美浜カルチャーセンターさん(0120-66-5432)へ、直接電話。
http://www.culture.gr.jp/mihama/index.php
2014年02月05日
胸式呼吸と腹式呼吸
横隔膜という筋肉を上下させて行う腹式呼吸と、
肋間筋によって胸郭(内臓を保護している肋骨)を
広げたり狭めたりして行う胸式呼吸があります。
腹式呼吸は、胸式呼吸よりもガス交換量が多い事、
内臓マッサージになる事で知られていますね。
また、横隔膜運動は、生体電気(エネルギー)を
多く発生させる事も分かっています。
http://www.sensuiryu.com/archives/65803446.html
しかし、胸式呼吸が悪い訳ではありません。
重心の位置は、意識にも左右されるので、
意識が胸にあるのと、意識が腹にあるのとでは、
重心の位置も変わってきます。
身体を動かすには、胸式呼吸の方が動きやすく、
リラックスには、腹式呼吸の方が適しているのです。
因みに、僕はストレスで体を壊した事があり、
武術をしている時も、腹式呼吸をしていました。
中心軸(体軸の1つ)のおかげで、相手の動きに
素早く対処できていたからなのです。
「軽く見えて、結構重い打撃ですね!」
稽古などでキックミットを叩くと、よくこう言われますが、
初めから重心が落ちているので、全体重が乗るのです。
今迄は、動きの正確性に重点を置いていましたが、
今度はもっと動きの速さも重視したいと思います。
でも、胸式呼吸と腹式呼吸を、
瞬時に使い分けるのは難しそうですね。
実はね、あるのですよ!
昔からの方法が…。
続きはまた。
■呼吸ストレッチ
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泉水流代表、護身術インストラクター、古武術研究家、リフレクソロジスト、気功整体師、レイキマスター、文部科学省認定スポーツプログラマー、千葉県スポーツ指導者協議会会員
幼少時より祖父と叔父に柔術と剣術を学び、父から空手を学ぶ。
その他、中国武術をはじめ多くの武術や実戦を経験、気功やレイキ、整体も学ぶ。
それらの研究により独自の泉水流柔術を立ち上げる。
趣味は、読書・旅行・能力開発・ドライブ・スポーツコーチングなど。
今の夢は、全国を回りセミナーを通して皆さんとお会いする事です。
より多くの方に知識や技術を提供し、快適な生活づくりのお役に立ちたいと思っています。
夢の実現に向けて、一歩また一歩とワクワクしながら前進しています。
あなたの暖かい応援、どうかよろしくお願いいたします。
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