2006年09月
2006年09月29日
子供との接し方
最近、親が子を 子が親を、殺害する事件が 立て続けに起きています。
「世の中が病んでいる」と 言ってしまえば それ迄ですが、そうなったのにも
原因はあるはずです。
アパパの息子は、現在 小学3年生。 うちも、子育ての真っ最中です。
息子は “おふざけ”で、誰に似たんだろうって感じ。。。 ←(自分だろっ!)
ですから、子育ての見本にもなれないし、えらそうな事も言えません。
でもね、こういう事件があると、胸が苦しくて非常に辛いんです!
アパパは、教育博士でもなんでもありませんが、子育て中の 一児の親として
今回、子供への接し方を 真剣に考えてみました。
アパパは、親が『子供に対して関心を寄せる』ことは良い事だと思います。
ただ、『干渉のし過ぎ』が、問題なのではないかと考えています。
行き過ぎると、『子供の管理』になってしまいますから。
また、「“叱る”と “怒る”は違う」と言います。
“叱る”は、子供のためを思って諭すための行為。
“怒る”は、自分の感情をぶつけて、自分の気持ちを楽にするための行為です。
アパパは 息子がキケンな事をした時は厳しく叱りましたが、結構 冷静でした。
でも、その他の事は 感情的になって 怒ってしまうこともありましたね。
◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆
【躾(しつけ)】
小さい頃は、“しつけ”が問題とされますね。
人間は 欲がありますから、自分の子供に対しても 1つが出来ると、もう1つ
やらそうとしますよね。
それは それで良いのですが、初めの頃は 1つが出来ると 褒めていたのに、
慣れてくると だんだん褒める事が無くなってきます。
いつのまにか、基準が “大人と同じにできてあたりまえ”になっているからです。
子供って、昨日できなかった事が 今日はできてたりします。
大人は、昨日できてた事が 今日はできなかったりするのにね!
大人の方が、新しい事になかなかチャレンジしないのにね!
未経験な事をやらされて、できないと叱られ、できても褒められない!
これって、なんだか 面白くないし 苦痛ですよね…。
子供に、「人の気持ちを考えなさい」「自分だったら、どんな気持ちがするの」
なんて言っておきながら、親は 子供の気持ちを無視していたりします。
今ある現象に囚われずに、「なぜ こんな事をしたのかな?」って、子供と考える
ようにしたいものです。
◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆
【勉 強】
学校に入学すると、“勉強”も問題にされます。
「宿題やった?」と「勉強しなさい」は、多くの家庭で聞かれる言葉ですね。
これって、マジでやろうって時に言われると、気持ちが萎えちゃうんですよね!
アパパも経験ありますよ! ええ、ありますとも…。
…かといって、言わないと いつまで経ってもやる気配がありません!
そこで、「学校を卒業して社会に出ても、勉強は一生続くんだよ」という話を
しました。
アパパ : 子供のうちは 頭が柔らかいから、いっぱい覚えられるけど、
大人になってから いっぱい覚えるのは大変だぞ!
息 子 : 大人でも、学校の勉強をするの?
アパパ : 学校の勉強と、同じ勉強をするわけではないよ。
でも、人に聞いたり 本を読んで勉強するのは一緒だよ。
その時、言葉の意味が分からなかったり、字が読めないと勉強にも
ならないだろう?
息 子 : わかった! そのために学校の勉強をしてるんだね。
アパパ : そうだよ。 この前「ロボットを作りたい」って言ってたね!
ロボットを作るには、いろいろな計算も必要だし、人間や動物の
カラダのしくみも知っていないとね!
息 子 : なんだ! 仕事って(勉強を)全部やらないとダメなんだ。
アパパ : そうじゃないけど、(勉強を)やっておいた方が、いろんな仕事が
できるって事さ!
だって、自分の好きなことを仕事にした方がいいだろ!
親の見栄のための勉強から 子供本人のための勉強へ、見方を戻した時
に子供は納得して動きはじめます。
それ以来、この会話が功を奏して(?)、学校の宿題は学童保育で、帰宅して
からは自分から勉強をするようになりました。
◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆
【オンリーワン】
昔 流行った歌に、SMAPの「世界に一つだけの花」がありますが、これは
真実をうたっていると思います。
大人だって、比べられるのって 嫌ですよね!
「〜君のお父さんってオシャレでカッコイイのに、うちのパパは…」とか、
「〜さんのお母さんってキレイでやさしいのに、うちのママは…」なんて。
「ええい、うるさい! だまれ、だまれ!!」と 悪代官に変身ですよね。
「これでも、いっぱい いっぱい じゃあ〜〜!」ってね。
でも、同じことを子供にしている人も多いようですよ。
「おねえちゃんは、ちゃんとできるのに…」とか、「○○君は、100点だってよ」
というやつです。
これじゃあ、奮起する前に撃沈です。。。ぶくぶくぶく
子供を伸ばすために、悪いところを指摘するのは良いと思います。
しかし、何度も指摘すると、慣れっこになってしまいます。
それよりも、良いところを どんどん褒めることが大切♪
これは、大人も同じではないでしょうか?!
◆◇◆ ◆◇◆ ◆◇◆
いつの間にか、子供のためと思ってやらせているものが、親のためになって
しまう事って多いです。
ただ、ただ、やらせようと、怒鳴る、わめく、叩く では、子供は萎縮し、頭の中
が真っ白です。
それでも子供は、親の希望に副えたいとは思っています。
だって、褒められたいもの…。
子供は、親の“驚く顔”と “喜ぶ顔”が見たいのです。
子供にとって、それが一番のご褒美です。
親と子の心のすれ違い…。
そんな時、自分が子供だった頃の話をお子さんに聞かせてあげてください。
子供は親を身近に感じ、親は子供のハートを取り戻すはずです。
無料メールマガジン『アパパのゆかいな健康講座』(2006年)より掲載
2006年09月20日
◆成田でのカルチャースクール決定です!
◆ 2006年10月から、成田でのカルチャースクール決定です!
千葉県 成田市のカルチャースクールで講師をすることになりました。
⇒ http://www.culture.gr.jp/narita/
場所は、イオン成田ショッピングセンター内にあります。
⇒ http://www.117narita.com/
●10月から、第2、第4 の水曜日の教室になります。
『気功とレイキの融合 免疫力UP呼吸法』(13:00〜14:00)と、
『力のいらない護身術』(14:15〜15:15)の 2つの教室を担当します。
●9月27日(水)に、13時から 体験教室がありますので、お近くの方は、ぜひ遊びに来てくださいね♪
※ プログラム内容は、セミナーとは多少異なりますが、楽しく役立つ講座にしていきますよ☆
あなたと、あなたの愛する人のために
アパパファミリー 泉水流オフィス
2006年09月11日
振り込め(オレオレ)詐欺2
先日のNHK番組〔ためして×〕で、『オレオレ(振り込め)詐欺』の緊急特集
をやっていました。
アパ健読者で、視た方もいらっしゃると思います。
これほど話題になり、手口を公開しているのにもかかわらず、被害者が急増して
いるのを受けての緊急特集でした。
しかも、「私だけは 大丈夫よ!」なんて言っていた人が、次々に被害にあっているのは何故か?
これを脳の働きで 解説していました。
◆ ◆ ◆
脳には、扁桃体と呼ばれる部分があり、危険などを察知してすばやく対応する
ために、自律神経に作用します。
心臓の動悸を早めたり、発汗させて、身体が動きやすくするのです。
ですから、この類の電話があると 扁桃体が働き、身体が反応を起こします。
すると、「この声 怪しい! 完全に家族の声じゃないわ!」と思っても、事実
心臓がバコバコ言っているわけですから、矛盾が生じます。
理性では、「とうとう家にも来たわね、振り込め詐欺!」と思っているのに、
扁桃体は身体に緊急指令を出し続けているわけです。
この不安定な状態に、心が揺れ動くのです!
不謹慎な表現になりますが・・・
家族のピンチよりも、自分の不安な気持ちを何とかしたい衝動に駆られるそうです。
「声は ぜんぜん別人だけど、本人かも知れない!」 ←(なんで?!)
「本人に確認しろって言うけど、いま本人と話してるんだから!」 ←(はあ?!)
怪しんだ銀行が 送金をストップすると、こう言う人もいるそうです。
「この話がウソでも良いから、振り込ませて!」
◆ ◆ ◆
脳と身体の働きは分かりました。
では 犯人たちは、話をどのように持っていくのでしょう!
ここに、マインドコントロールの怖さが潜んでいたんです。
ただでさえ、予期しない内容の電話が かかってくれば、反応する時間は遅くなります。
ましてや、家族の危機を感じさせる電話だったら…。
・ なるべく 本人と区別がつかないように、泣き声で話すパターンが多い
「…おかあさん…ごめん…」
本人かどうか確認しようとしても、「ごめん…」の連発で ごまかす
・ だいたい複数犯で、都合が悪くなると、電話を交代する
「ね、合言葉を言って!」とか言うと、
「……」 「あ、電話代わりました。 私、○○警察の…」と、なる。
・ 突っ込まれないように、効果的な言葉を まくし立てる。
〔警察、弁護士、ヤクザ、サラ金、犯罪、裁判、退職、命、危険、一生〕
などが、キーワードになります。
・ 「今日の何時までに振込む」という時間制限をしてきます。
実際に 事故があったとしても、これは考えられない事です。
◆ ◆ ◆
犯人たちは、効率よくマインドコントロールするために、主婦層が一人で
在宅している時間帯を狙っています。
部屋の中で一人、助けてくれる人もいない中で 対処しなければならない状況を作り出します。
つまり、“密室”で 一人って事です!
そして、泣き声や ウソの報告などで、気を動転させます。
思考能力が落ちているところへ、キーワードを叩き込みます。
パニくっている所へ、時間制限で締めくくります。
犯人たちは、シナリオをつくり演技の練習をしているそうですよ!
それから、【家族のヒミツの合言葉】は、やはり 有効だそうです!
必ず決めてくださいね! 出来ればスグに!!

泉水流代表、護身術インストラクター、古武術研究家、リフレクソロジスト、気功整体師、レイキマスター、文部科学省認定スポーツプログラマー、千葉県スポーツ指導者協議会会員
幼少時より祖父と叔父に柔術と剣術を学び、父から空手を学ぶ。
その他、中国武術をはじめ多くの武術や実戦を経験、気功やレイキ、整体も学ぶ。
それらの研究により独自の泉水流柔術を立ち上げる。
趣味は、読書・旅行・能力開発・ドライブ・スポーツコーチングなど。
今の夢は、全国を回りセミナーを通して皆さんとお会いする事です。
より多くの方に知識や技術を提供し、快適な生活づくりのお役に立ちたいと思っています。
夢の実現に向けて、一歩また一歩とワクワクしながら前進しています。
あなたの暖かい応援、どうかよろしくお願いいたします。
>> 泉水流柔術公式サイト
>> 泉水流Facebookページ
>> 代表のTwitter