2006年06月
2006年06月30日
いじめ問題
先日、ティンクさんという方から、メールをいただきました♪
その中で、イジメについての記述がありましたので、急遽『いじめ問題』を取り上げたいと思います。
(本人に承諾を得て、その文を掲載↓)
>
> 中学から今まで顔のことで、いじめにあっていました。
> 無視されたり、かげで悪口を言われたり、物をかくされたりしました。
>
> 今は受験期なので、あまりそういうことはありませんが
> ときどき思い出したように、消しゴムをぶつけられたりします。
>
> 思い切って先生に相談したら
> 「あなたが大人しくしてるからつけあがるのよ」
> といわれました。
> アパパさんはいじめにあったことありますか
> いじめをしたことありますか
>
> こんな私をどう思いますか
>
(ここまで↑)
ティンクさん、どうもありがとうございます。
ティンクさんは、高校3年生の女の子ですって!
受験、顔晴ってね! きっと、新しい明るい世界が待っていますよ♪
さて、「こんな私をどう思いますか」と言われても、お会いしてないので何とも言えませんねぇ…。 ←(おい、何とか言えよ!)
まず、「やめてよ!」なんて言って反抗できないタイプなんでしょうね。
もっとも、これは最初に言って(反抗して)おくべき事で、いじめられっ子
という事実が出来上がってからだと、この言葉は逆に “火に油をそそぐ”
事になりかねません!
◆ ◇ ◆
ここで、告白しちゃいます!
アパパは、中学の時に一度だけ いじめ(?)をした事があります。
うわ〜! ファンが減っちゃうかも〜! ←(おるんかいっ!!)
なかよしグループでも、自然とパシリ(使いぱしり)になる者がいました。
ある日、みんなで集まる日に来なかったのです。
携帯電話もない時代でしたので、当然 連絡もありません。
みんなは、待ちぼうけ…。
そこで、みんなで彼の家へ行ってみると、彼は出てきました。
彼は、来なかった理由を、「行きたくなかったからだ」と言いました。
きっと、それが 精一杯の反抗だったのでしょう!
「裏切り者!」と、みんな怒って 1人づつ彼の頬を叩きました。
アパパも、いつもは彼が かわいそうで、1度も彼をパシリに使った事は ありませんでした。
でも この時は、さすがに “頭に来ていた”のと、“みんながやった”ので、
という 理由にならない理由で、彼の頬を叩いてしまいました。
後で 彼に謝ったとき、笑顔で許してくれましたが、自分自身が打ちのめされた気分でした。。。
このグループは、中学卒業と共に 自然消滅しましたが、今でも苦い思い出になっています。
アパパも、いじめは大キライでしたが、自分も加害者になりうる事実を知ったことが大ショックでした!
◆ ◇ ◆
▼ いじめる側から、【いじめの対象】を書き出してみます。
・ 能力が劣るやつ … 学校の勉強、運動が目安になります。
・ 容姿が劣るやつ … 完全に、いじめる側の主観できまります。
・ 体臭が臭いやつ … みんなの迷惑という判断です。
・ おとなしいやつ … 抵抗しないから、人間サンドバックです。
・ うるさいやつ … うっとうしいんです! うざい、とも言います。
・ 変わったやつ … 人と変わった格好(持ち物)で目立つやつです。
どうですか? あなたは、この中に入っていましたか? ←(だったら何?)
▼ いじめる側から、【いじめの対象を見た時の感情】を書き出してみます。
・ 腹が立つ、むかつく、うざい、いらいらする、頭にくる。
全部 同じような気がしますが、すべて精神的なストレスを感じています。
つまり、【いじめの対象】を見ると、ストレス(負荷)を感じるのです。
そこで、ストレス解消のために『いじめ』をします。
ここで、問題です。
いじめる側は、【いじめの対象】さえ 居なければ、ストレスは無いのでしょうか?
いいえ! 生きている限り、ストレスは 誰にもあります。
誰もが、学校 ・ 学習塾 ・ 会社など、成績や人間関係などでストレスを抱えています。
そこへ、【いじめの対象】を見ると さらにスウィッチが入ります。
そのストレスの はけ口として、自分より弱い立場の者を攻撃するのです。
ですから、教育評論家の中には、
「いじめられる人は、正常な社会において必要なのだ」
と、言いきる人も居るのです。 ←(言いすぎだろっ!)
ストレス解消のために必要不可欠だとする『いけにえ説』です。
さあ、いかがでしたか? ←(おい! もう終わりかよっ。。。!!)
じつは、アパパは 小学校1年から、中学校1年までの7年間いじめられっ子だったのです! ←(ホントかよ?!)
ですから 来週は、『いじめられる側の立場』で 反論したいと思います。
無料メールマガジン『アパパのゆかいな健康講座』
(2005年10月22日発信分より一部掲載)
三十六計逃げるにしかず
『護身術』の基本は、なんと言っても『三十六計逃げるにしかず』です。
とにかく、“大声を出しながら、逃げる事” です。
毎朝、“遅刻しないように走る事”と、学校や会社の帰りに カラオケで
ストレス解消 “大声で歌う事” が、『護身術』の練習です! (笑)
もちろん、逃げ切れない時の為に『武術』の技も教えますが、K1の選手
でも油断してれば、通り魔にナイフで刺されちゃうわけですから、
油断しない事の方が大切です!
ジムや道場で体を鍛えていても、対処できる人は少ないです。
事件は、リングもルールも無い所で起きているんですから…。
『護身術』というのは、闘って“勝つ術”では無く、“負けない術”なのです。
いかに、無事に帰ってくるかが、大切なのです。
◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
【 三十六計逃げるにしかず 】
この意味は、『兵法の計略は三十六種類もあるから、とても防ぎきれる
ものでは無い。だから逃げる事が一番の得策だよ。』です。
計画的に近づいてくる犯罪者にも、その場その場の欲望や感情で接近して
くる犯罪者にも、彼らの目的を無くしてしまう事が一番の対処法なのです。
『逃げるが勝ち』とか、『負けるが勝ち』とも 言います。
危害を加えてくる相手に対して、何もさせないのだから 勝ちです!
無料メールマガジン『アパパのゆかいな健康講座』(2004年)より掲載
【 力の意味 】(入 力・脱 力・出 力)
「身体の“力”」というと、あなたは どんな “力”を 思い浮かべますか?
これを一口にいって“体力”といいますけれど、大きく2つに分けられます。
1.腕力、脚力といった“筋力”(瞬発力・持久力)
2.心肺機能の持久力を含む“内臓力”(心肺機能・免疫力)
※ 体力 = 筋力(瞬発力・持久力)+ 内臓力(心肺機能・免疫力)
そして 体の大切な柱である骨を、動かすのは筋肉です。
筋肉を上手に使えば、身体も上手に動くのです。
ここでは、「筋肉を上手に使った身体の動かし方」を解説するために、
“力”に関する「言葉の意味の違い」を理解しておいてください。
『入 力』 … 身体の筋肉に力を入れる事(インプット)をいいます。
つまり、力(りき)んだ状態をいいます。
『脱 力』 … 身体の筋肉の力を抜いた事(ニュートラル)をいいます。
これは、最低限度立っていられるだけの筋力を使っている状態。
『出 力』 … 身体の筋肉から力を出す事(アウトプット)をいいます。
これらの意味の違いを認識する事は、非常に大切です。
泉水流柔術の、〔身体能力開発法〕や〔護身術〕を学ぶ方々にも理解していただいています。
武術・武道やスポーツに限らず、多くの指導者が勘違いしている言葉が次の[例]です。
● 『入 力』 と 『出 力』を一緒にしているパターン。
[ 例 ] 「もっと力を入れて打つんだ!」
● 『脱 力』 と 『出 力』を一緒にしている指導者もいます。
[ 例 ] 「脱力すれば強い力が出るんだ!」
指導者の方々は、「いくらなんでも そのくらいは、皆分かるだろう」なんて
思っているかも知れませんが、その言葉どおり受け取る人も多いのです。
無料メールマガジン『アパパのゆかいな健康講座』(2004年)より掲載
2006年06月29日
柔術練習会のご案内
柔術セミナーを受講された方のために、
柔術練習会を行っています。
和気藹々とした明るく楽しい練習会。
きつく厳しい練習はありません!
会社帰りに気楽にサークル活動している感覚。
この後の一杯を楽しみにしている人もいます。
事情があって、武道をやりたくても出来なかった人、
断念した人達の受け皿にもなりたいと思っています。
・足元が滑る条件で稽古するために、当初から靴下着用してます。
・ボディゲームをつうじて、個人の身体能力を高めていきます。
・全員がヒーロー、ヒロインです。完全に子供の頃に帰れます。
・大勢で号令に合わせて、同じ動きを練習する事はありません。
・個人のレベルに合わせた指導を行います。ムリはさせません。
・他の武術やスポーツに対応できる身体操作の基礎作りに最適。
・試合や演武会、また応援などに駆り出される心配もありません。
・協会や上層部への上納金や献金、布施などの心配もありません。
開 催 場 所 | プ ロ グ ラ ム 内 容 | 参 加 費 |
一之江道場 | 武術として実戦的な泉水流柔術を学ぶ | 3,000円 |
市川道場 | 独自の鍛錬法でサムライボディを創る | 2,500円 |

日曜日の初の柔術練習会で、とうとう泉水流に入門しました!!(やった!)
まだ、セミナーも数回しか参加していないのですが、なんと言っても楽しくも
練習会は初参加でしたが、まだ、初心者の私には護身術セミナーや
でも、より深く技の原理を教えていただき、また、実践する事で、少しずつ
重心(丹田)や体軸なんて言葉は知っていても、それを体感し自由に操るには、
ただ、何よりも、技が思うように出来た瞬間は最高です。
基本の”手ほどき”ですが、これも、今まで半信半疑だったのですが、少しずつ
そうすると、本当に力を意識せずに軽く腕が抜けます。
頭で考える間もなく、体が勝手に動いてくれます。
その時の感動は、言い表せません!!
ただ、まだまだ未熟者なのでピストルに対する対応では、
↓ ↓
2006年06月27日
防犯グッズも手入れと練習を!
自分の身は、自分で守る時代になってしまいました。
警察も人手が少なく、実際には事件が起こってからでないと動けません!
また、通報があってから警察が現場に到着する時間は、東京都内で平均して約7分と言われています。
つまり、自分の身は 自分で守るしかないのです。
家族や家を守るのに、防犯グッズも有効だと思います。
まず、犯罪者が嫌うのは、事件が発覚する事です!
目撃者(人通りの多い道)、明るさ(フラッシュライト)、音(大声・防犯ブザー)などが苦手です。
防犯ブザーならば、学校で児童に配るところも出てきましたし、最寄の警察で貸し出すところも出てきました。
ただし、これも練習して使い慣れてないと意味がないですよ!
いざという時 「ちょっと待ってね!え〜と、ブザー、ブザーと…」
バッグをガサゴソ … 何さがしてんのっ!!
特殊警棒とか、スタンガン持ってる女の子もいるけど、使いこなせるの?
お守りじゃあ無いんだから、持つだけで安心してては危ないよ!
犯罪者へのお土産とか、プレゼントにならないようにね!
無料メールマガジン『アパパのゆかいな健康講座』(2004年)より掲載
2006年06月26日
弱者のための秘密の技とは…
【力のいらない護身術講座】『SENT- RAY』の説明です。
痴漢や暴漢に遭遇した時は、大声を出して逃げることが基本です。
でも、その行為がかえって危険を招いたり、状況によっては逃げ切れないこともあるでしょう!
そんな時、「運が悪かった!」と思って全てをあきらめるべきなのでしょうか?!
いいえ! そういう時のために “護身術”はあるのです。
しかし、武道や格闘技を護身に活かすには、単に試合に勝つ練習をすれば良い訳ではありません!
実戦では、相手が複数の時も、武器を持っている事もあるのです。
そのような状況では、腕力の無い女性や子供が、大の男に抵抗し逃げ切れるはずがありません!
そこで、いわゆる秘伝の技や、禁じ手(試合で禁止されている技)が必要となってくるのです。
『SENT- RAY』は、初めから秘伝のいくつかを伝授させていただいています。
●お申込み⇒ https://www.sensuiryu.net/seminar/sent-rays
2006年06月23日
上質の身のこなし
【らくらく武術ウォーク講座】 『AXIS WALK』の説明です。
長時間立っていたり 歩いたりしても、疲れにくい体づくりは、筋力よりも姿勢を直すことが大切!
その為には、まず自分の体軸(正中線)を知ってもらいます。
美しい立ち振る舞いは、自分の体軸を体感することから始まるのです。
そして、武術の歩法を利用したアクシスウォークをお教えします。
階段の上り下りや、混雑した場所での人のよけ方(体さばき)、
そして、徒競走のスタートダッシュの秘訣も伝授します☆
武術界やスポーツ界で有名になったナンバ歩き や、今 流行のモデル歩き をアレンジしたアクシスウォーク。
アクシスウォークで上質の身のこなしを身につけませんか?
2006年06月22日
2006年06月21日
今までのご質問と答え
Q.セミナーとカルチャー教室とは、内容が違うのですか?
A.泉水流主催のセミナーは、基本的に1日講座です。
カルチャー教室は、セミナーの内容を少しずつ学べます。
数回か連続かは、カルチャー教室を主催している会社によって異なります。
Q.1つの講座をマスターするのに、どの位の期間や回数が必要でしょうか?
A.1日のセミナーで一通り出来てしまう人も居ますし、毎週のカルチャーで
くり返しレッスンしてやっと出来るという人も居ますので、人それぞれです。
ご自分に合ったレッスン方法を、選んで頂きたいと思います。
Q.講座に興味があるのですが、見学はできないのでしょうか?
A.「自分に合っているか、よく吟味してから受講したい!」そのお気持ち
よく分かります。
カルチャー教室は、道場形式なので見学や無料体験もできます。
セミナーは、1日で完結する講座のため、見学はありません。
体術はタイヤ交換などと同じで、見て覚えるよりも実際に体験されるのが
一番かと存じます。
Q.武術なのに、なぜウォーキングや呼吸法も教えているのですか?
A.武術と歩法(ウォーキング)や呼吸法は、密接に関係しているのです。
自分の呼吸を整え、相手の呼吸を読んだりして、自他ともにコントロール
します。
昔の武士は、立ち通しでも、歩き通しでも戦わねばならない時があります。
それでも、戦いで素早く動けなければ、命にかかわりますので、歩法は
大切です。
武術の技を覚えてしまえば、その上に歩法、また、その上に呼吸法が
あるのです。
泉水流では、日常生活のあらゆるシーンでお役に立てるウォーキングや
呼吸法を伝授しておりますので、ぜひ体験してお確かめになって下さい。
Q.セミナー全て興味があるのですが、女性1人で参加するのは少し不安です。
A.大丈夫ですよ。全てのセミナーに私の妻がお手伝いしてくれています。
男性に言い辛い事や、ご希望があれば、遠慮なく妻にお伝えください。
極力ご希望に添える形で、講座を進めさせていただきます。
Q.武道も格闘技も経験ありませんが、護身術講座に参加して構いませんか?
A.大歓迎ですよ。逆に、武道ができるのなら護身術は必要ありませんものね。
こちらの指示が理解できる方なら、国籍、性別、年齢は関係ありません。
もちろん、他の武道や格闘技をされている方も大歓迎ですよ。
他流を学ぶ事も勉強になりますし、楽しい交流が出来たら嬉しいですね。
Q.強くなりたいのですが…
A.打ち合いをお望みならば、ボクシングかフルコン系のカラテがお薦めです。
実戦にも、短期間で応用できますよ。
ちなみに、受身だったら合気道か、古流の柔術がお薦めです。
転倒した時の体に与える衝撃から逃れることが出来ます。
武道も、格闘技も、各々の良さがありますが、万能はありません!
自分の体格に合っているかよりも、好みで選ぶ方が正解だと思います。
好きなものが一番続きますから…
Q.一番強い格闘技って何ですか?
A.例えば、〔A〕さんと〔B〕さんが試合をして〔A〕さんが勝ちました。
たまたま〔A〕さんは、プロレスラーで、〔B〕さんは空手家でした。
これだけが事実です。結果が逆でも、またそれが事実になります。
〔A〕さんが、〔B〕さんに勝ったことと、何が“最強”とは別です。
そんなものは、ありません!(笑)
Q.泉水流のHPを見たら、2時間や3時間で護身術が出来るように書かれて
いて、2年か3年修行するならばともかく、すぐに出来るようになるはず
がありませんので、正直不審に思っていました。
A.以前のセミナーでは、武術を使った護身術と身体能力開発を併せて
教授していました。
今は、護身術・ウォーキング・呼吸法の3つが柱になっています。
“護身術”といっても武術の効果的な技のいくつかを使うだけですが…。
「敵を倒す」必要は無いので、「敵から逃れる」ためのプログラムです。
「いかに無事に生きて帰るか」がテーマなのです。
つまり、試合用の選手を養成するわけでなく、弱者なりの手段を身につける
事の方が必要となります。
逆に言えば、そのような手段は多くは無いので、短時間で教授できる
わけです。
本格的に“武術”を修行する目的ならともかく、“護身術”に時間をかけるのは
ナンセンスです。
護身術に同じ金額を払うとして、3年かけて覚えた方が得だと思いますか?
それとも3時間で覚えたいですか?
Q.以前は講座を一本化していたという事ですが、何故3つに分けたのですか?
武術という見地から、“護身術”、“ウォーキング”、“呼吸法”ともに
重要だと思うのですが。
A.「一日で、すべてを身に付けるのは難しい!」という参加者の意見が
あったのです。
個々の問題もあるでしょうが、身に付けられるかどうかを参加者の
責任にはできません!
改めてプログラムを見直した結果、身に付け易くする方法として
ワークを分けたのです。
これなら自分が復習したいものだけを、再受講することもできるわけです。
Q.某武道の師範をしている方が、「武術には“道”が無く、武道に“道”がある」
と話されていました。
その他にも 「武術は 技術のみを追求するが、武道は 道を追求する」
「武術には “人の道”、すなわち “道徳”が無い」 と話されていました。
A.祖父によく聞かされた言葉です。
「“道”、“道”と、こだわる人間に限って、“道”が見えていないものだ。
囲碁や将棋、絵画、陶芸、音楽、スポーツ、料理にも“道”はある。
人が覚悟し、真剣を持って歩むところ、“道”はつくられていくのだ。」と…。
自分が選んでやっているものを、最高だと思いたい気持ちは分かります。
でも、自分を正当化したり 大きく見せたくて、他者を悪とする手段こそ
“道”をはずれた行為ではないでしょうか?
Q.武術と、護身術は違うのですか?
A.護身術は、武術や武道、格闘技の技術をもって身を守るものです。
ただ“武術”は、自分も死ぬ状況であっても 命を懸けて敵を倒すための
殺人技術であったのに対して、
“護身術”は、殺されないで逃げ切るための繋ぎの技術と考えれば
良いでしょう。
武術に限らず、武道・格闘技であっても、護身につかえる技はあります。
こだわりが有るのなら、その道で護身を意識して技を磨くと良いでしょう。
すべては意識にかかっています。
お金も 刃物も 武術も、使う人の意識によって結果がまったく異なって
くるはずです。
多くの技を覚える必要はありません!
いざ!という時に、本当に使える技を身につけておけば良いのです。
泉水流では、いくつもの実戦で証明された、命を守る事の出来る技、
本物の技だけを伝授いたします。
Q.参加された方の写真がサイトで紹介されているようですが、
掲載されたくない場合は、撮影自体をお断りしても宜しいでしょうか。
ネットに画像が載ること、まして顔から個人が特定できうる画像が
ひとたび載ることの恐ろしさも否めません。
A.写真は、セミナー後にメール添付で参加者全員にお送りしております。
写真掲載については、撮影前に皆様の承諾を得ております。
「掲載しないで欲しい」といった方のお写真は掲載しておりません。
これは、肖像権以前の問題として認識しております。
Q.この21世紀は心の時代です。愛の時代です。もう暴力の時代は終わります。
でもあなた方は護身術が必要なくなれば、きっと生活が困るのでしょうね?(笑)
A.ご心配いただき感謝いたします。それから私どもは、暴力主義者
ではありません。 私自身、人の親でもあります。
わが子を戦争や殺伐とした世の中に放り出したい親など居るものでしょうか?
願わくば、パンドラが箱を開ける以前の、苦悩も病も存在しない平和な時代
であってくれたら…。 これ以上、望むこともありません!
今の時代、護身術を必要とする人も居る事も また事実です。
お役に立てる限りは、提供していくつもりです。
時代は常に流れ、とどまる事はありません。
それと共に、生活環境も変化していきます。
泉水流はその名に恥じないよう、泉の水の如く常に新しい時代に合わせた
プログラムを提供してまいります。
型にはまらず澱まずに、個人一人一人の心身を開放するため、
自由への流れを作って行きたいと思っています。
2006年06月20日
体軸(正中線・中心線)
正中線、中心線、センター、コア …… 呼び名は色々あるけれど、全部同じものです。
因みに、泉水流柔術では、“体軸”と呼んでます。
最近、日本のスポーツ界で注目されて来ていますが、以前から舞踊やダンスの世界では
重要視されてきました。
古流の武術では、“極意” の 1つとされています。
あなたは、きっと「へっ? こんな事が?!」と、思われるでしょうね。
だけど、これを体得しているのと、していないのとでは、身体の動きが全然違ってくるのです。
昔は、今のような情報社会では無かったので、“秘伝” と していたのです。
◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
【 体軸はイメージ 】
『体軸』は、『 自分で線(ライン)の意識をつくる 』
それも、身体の表面では無く、『 身体の真ん中を縦に貫くイメージ!』
【 体軸のメリット 】 自分の身体の動きを、コントロールしやすくなる。
1. 身体のバランスが良くなる。
2. 身体の動きが良くなる。
3. 長時間立っていても、疲れにくくなる。
天才的な武術家やアスリート達は、意識するしないに関わらず、体軸をしっかりと持っていますが、
一般の人が、快適な日常生活やスポーツやダンスなどでの優れたパフォーマンスを求めるなら、
やはり、意識する事が不可欠でしょう。
『意識を極める』と書いて、“極意”と読みます。
道具を使う方法もありますし、幾通りもの方法があります。
泉水流では、『体軸』に関しては いくつかの方法を使い分けています。
これらは、『意識』と『身体の動き』を一致させるトレーニングです。
やればやっただけ、身につく、良くつく! です。
なんと言っても『体軸』などの意識体を分かっている指導者に教わる事が、
早く確実に効果が期待できます。
なにも、これらは武術家や武道家の専売特許ではありません。
もちろん、スポーツマンやダンサーの、為だけものでもありません。
皆で身につければ、転倒防止、寝たきり防止にも、役に立ちます。
身体能力アップは、間違い無しです!
◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
『秘伝』って、こういうもの多いです。
知ってしまえば「うそ!これだけ?」とか「え〜!当然じゃないの?」とか、
まるで “手品の種明かし” みたいです!
でもね、種がわかったからって、“マジシャン”に なれないでしょう?
知識だけじゃだめなんです!
いっぱい練習しないと、実際に行動しないと…ね。
周りを見回しても、ほとんどの人は『体軸』が出来ていません!
あたりまえですよね! 意識した事が無いんですから…
武術家も、プロスポーツの選手も、しっかりとした『体軸』が出来ている人は、
極めて少ないのが現状です。
でも、最近は 眼の肥えた人が増えて来ていますので、わかる人も多くなって来ていると思いますね。
今の言葉で言えば、「意識したもん勝ち」です! (笑)
武術家や武道家の中には、「正中線は、背骨だ!」と言い切っている人も居ますが、
“背骨は身体の柱”であって、『軸』ではありません。
人の体形によって、多少の位置は変わりますが、背骨よりも前方にあります。
ぜひ あなたも、楽しみながら 自分の『体軸』を見つけてください。
皆さんの生活に、少しでもお役にたてれば幸いです。
泉水流では、この『体軸』という“極意”を身につける具体的な方法を 伝授しています!
無料メールマガジン『アパパのゆかいな健康講座』(2004年)より掲載
2006年06月15日
子供のための安全確認
「最近は、本当に物騒ですよね!」
近所の方との挨拶ついでに、天気の話とセットで聞く言葉になりました。
先日、うちの子の通う小学校でも 『防犯訓練』が 行われました。
「不審者が、学校内に侵入した」という想定で、先生が子供たちを避難させ、
家族へ無事に引き渡す訓練です。
その中で、警察の方の方から子供たちへ〔5つの約束〕がありました。
●お子さんのいる方は、是非、あらためて〔5つの約束〕を してくださいね
〔5つの約束〕
1.一人で外遊びしません
2.知らない人について行きません
3.大きな声で助けを呼びます
4.誰と どこで遊ぶか話します
5.友達が連れて行かれそうになったら、大人の人にすぐ知らせます
●お休みの日には、保護者が子供と一緒に〔通学路のチェック〕をしてね
〔通学路のチェック〕
1.車やバイクの往来が激しい道のチェック
危険なのは、不審者ばかりではありません!
2.死角となって見えずらい場所のチェック
車や自転車との出会いがしらの事故、そして、不審者も隠れる可能性!
曲がり角は、大回りで曲がりましょう!
3.交番は近くにあるかをチェック
また、防犯連絡所や小中学生を保護する家は、表札が出ているはず。
いざとなったら、普通の民家でも良いから 飛び込んで助けを求めること。
地震や火事の避難訓練と同じで、やるのと やらないのとでは、大きな差が
あります。
ぜひ、交通安全・不審者対策をも含めた 登下校訓練をやってみてください。
普段 気がつかない事が、いろいろ見つかるかも知れません。
無料メールマガジン『アパパのゆかいな健康講座』(2004年)より掲載
2006年06月12日
本当の護身術を証明!
以前、私の【武術ウォーキング】の講座に、参加してくれた方だ。
彼は、右手親指に“脱臼クセ”がある。
挨拶している間にも、外れたほどだ!
そういえば、メールに「この数週間で、さらに外れやすくなっています」とあった。
確かに、関節を支える腱も緩くなっている。。。
まずは、テーピングさせていただき、自宅での治療法を説明する。
そして、護身術セント・レイのセミナーが始まった☆
今回は、私の妻と小学3年の息子も参加。。。
もちろん、力の加減は無しだ!!
初めは 戸惑っていた3人も、要領を得ると 急速に技を吸収して行く…。
【力のいらない護身術】だけに、かえって向いていたのかも知れない♪
この講座の終わる時には…
優しさを湛えていた男性の目に、強さが加わっていた!
2006年06月07日
ナンバ走り(歩き)
アテネオリンピック 陸上短距離の、S・S 選手 残念でした!
彼の言葉『ナンバを意識した』は『ナンバ走り』として日本中に知れる事
となりました。
じつは 『ナンバ』なんて名称、私も最近まで知りませんでした。
もともと、武術用語じゃないしね! 歌舞伎には、あるようですが…
結局、江戸時代以前の人々の、体の使い方を『ナンバ』と言うようです。
武術家のY・Kさん までが『ナンバ』なんて言うものだから、武術界も
こぞって『ナンバ』を合唱しています。
「ブームにあやかろう!」ってんで武術雑誌から、健康雑誌、一般書籍
まで『ナンバ』と表紙に印刷されているものを、多く見かけます。
内容たるや、もう皆さん 好き勝手 書いていますね。
“古い名称を使った、新しい走法”で、しかも完成されていない!
となれば、言ったもん勝ち!(爆)
ところで、肝心のS・S 選手の言う『ナンバ』とは何でしょう?
“陸上マガジン” という雑誌に、『ナンバ走り』の腕振り に関する記事を
見つけました。
「相撲のテッポウ(突っ張りの練習)のように、腰と一緒に前へ送る動き」
と あります。
これは、武術に限らず、スポーツやダンスでも常識ですよね。
ここで まず、分かった事は…
1.日本人は 農耕民族であり、農作業において鍬を振るうときは、身体的
なクセとして、“利き手 利き足”を前に出す。
武士も、刀を振るときは、“利き手 利き足”を前に出す。
2.江戸時代の、武士や飛脚以外の一般庶民は走れなかった。という説も
ある。
戦で農民が駆り出されても、時代劇や映画のように走れなかった。
槍もって歩いてた。という説もある。
※ 資料は、明治時代に書かれたものですが、内容に関しては、
“西洋人的な走り方が出来なかった”と、解釈するべきでは?
3.武士や忍者が走るときは、刀を押さえていなければならず、飛脚も
また荷物を付けた棒を押さえて走らなければならない。
やはり 体幹部(胴体)を捻ると、走りづらい。
4.着物や浴衣を 着崩さずに歩くには、体幹部(胴体)を捻ってはいけない。
また、舞踊や歌舞伎の動きから考察しても、捻りは存在するが体幹部を
捻っている訳ではない。
武術も同じである。道着を着慣れない人は、前がはだけてしまい、すぐ
着崩れる。
※ 正しくは、『腰から動いて 上体の向きを変えている』のである。
この部分を見る限り、武術の基本中の基本なのですが…
◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
注目されているのが、“手足の同時運動”と“手足の交互運動”です。
うちの子の アルバムの写真を見ると、赤ちゃんの頃〜3.4歳頃まで
右手右足、左手左足 を 同時に前に出す“手足の同時運動”が多く
写っています。
それが 幼稚園や保育園の 運動会の練習で、行進を教わってから
右手左足、左手右足 を交互に前に出す “手足の交互運動” である
現代式 (西洋式) の歩き方に変わってしまっているのです。
という事は、“手足の同時運動” が 『ナンバ』 なのでしょうか?
今ここに、ヨーロッパの絵画集と、日本の浮世絵集があります。
右手右足、左手左足を同時に前に出す “手足の同時運動” も、
右手左足、左手右足を交互に前に出す “手足の交互運動” も、
なんと 絵画を見るかぎり 西洋・東洋 問わず両者に見られるのです。
確かに、日本の浮世絵の方が 『ナンバ』の動きが多いのも事実です。
ただ 『ナンバ』 の動きは、けっして 日本人だけの動きでは無いという事
になります。
西洋の 射撃やフェンシングだって、“利き手 利き足”が 前なんです
から…。
体幹部(胴体)を捻らなければ、“手足の交互運動” で 歩いても着物も
浴衣も 着崩れません。
大切な事は、こわれたロボットみたいに “手足の同時運動” を練習する
事では無く、“正中面”(真直ぐ正面を向く姿勢)を作る事なのです。
◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇
今回のオリンピックでも、『ナンバ走り』 が見られました。
サッカー、バスケットボール、陸上と いろいろな スポーツ・シーンで!
一番多く見られたのがマラソンでした。
やはり、飛脚なども長距離を走りますからね!
はっきり言って 『ナンバ走り』は、長距離走 向きです。
マラソンの選手の中にも、知ってか知らずか「ナンバ走り」で走っている
選手って多いです。
走っているときの、「体勢を整える時」や、「急な加減速の時」に、
一流のアスリート達は、『ナンバ』 を使いこなしています。
つまり、「バランス と スピード の コントロール」に 使っています。
“手足の同時運動” か “手足の交互運動” かは、その時の状況で変わる
もの。 結果に過ぎないわけです。
『ナンバ』を説明するとしたら…
1.正中面(真直ぐ正面を向く姿勢)をとる。
2.体幹部(胴体)を捻らない。
3.腰から動く。
『“正中面”をつくり、腰から動き、上半身が下半身を助ける事は
有っても、邪魔をすることは無く、各々が独立した存在であるか
の様に動ける状態。』
と いう事になります。
体得すれば、武術やスポーツで “相手から動きが読めない”という利点
はあります。
だからといって、「ナンバの生活をしましょう」 などとは言いません。
武術やスポーツの中で、必要なとき、必要なだけ使えれば良い。
その為に、感覚を掴んでおくのも 良いのではないか、という提言です。
よく、雑誌などで「ナンバで健康になる!」という特集がありますが、意味
わかりませ〜ん! (爆)
実際に、健康やシェイプアップに効果があるのは、体幹部(胴体)を
捻る運動なのですから…。
無料メールマガジン『アパパのゆかいな健康講座』(2004年)より掲載
2006年06月06日
練習会4
これは、『護身術講座』と『柔術セミナー』を受講した人が参加できる練習会だ。
内容は、もちろんセミナーで覚えた技の練習もあるが、いろいろなボディゲームを通して身体能力を高めたりもするのだ。
…とは言っても、実はワイワイ楽しく、大汗かかない程度に遊んでいるのだ♪
それに、私が習得した何種類かの武術の技を練習したり、練習生が他の道場で覚えた技も練習する。
また、練習生が「映画で覚えた技を練習したい!」と言えば、それも練習している。
みんなヒーローになりたかったんだね♪
それから 私もいけないのだが、つい“秘伝技”なども教えてしまう。。。(上級セミナー用にとっておけ!)
こんなに盛りだくさんの内容で、ただでさえ安い泉水流のセミナー料金よりも、またさらに安いのだ!!
これじゃあ、スタッフも怒るよな…自分だって楽しんでるくせに。。。
2006年06月05日
“これから” なんです☆
先週の【護身術教室】に参加した方が、今週の【ウォーキング教室】にも参加してくれた。
日本を守っている自衛隊の方だが、日頃 訓練している【格闘術】にも疑問を持ち始めている様子だ。
「若いうちは良いでしょう! しかし、パワーと人数に任せた人海戦術というのも…」
年齢と共に、辛くなっているのだ!
動きはまったく異なるが、警察の【逮捕術】にも言える事である。
顔を紅潮させながら 彼は尋ねた。
「本当に、歳を重ねるごとに身体能力が高める事ができるのでしょうか?」
私は答えた。
「もちろん、かなり良い線まで引き上げていきますよ!」
彼の顔がパッと輝く。
「よろしくお願いします。」
私は、笑いながら付け加えた。
「実力を発揮するのは“これから”なんです!」
彼は、子供のような笑顔になった。
2006年06月03日
【気】を感じ、【気】を見る方法
【カンタン呼吸法講座】『TANDEN BREATH』の説明です。
まず、実際に自分や他人の“気”を感じ、“気”を見てもらいます。
自分で“気”を確信することによって、効果を出すことができるのです。
初めに、自分の“上丹田”“中丹田”“下丹田”の位置を確認します。
そして、『気功』と『レイキ』の手法で、内気を体内で廻し強化します。
講師が誘導しながら “気”の出し入れと、小周天、大周天を経験します。
新陳代謝を良くする事によって、免疫力を高め、細胞活性を活発にします。
内臓運動にもなるので、脂肪燃焼効果があります。
つまり、ダイエット効果があり お肌をキレイにするのです☆
しかも、たった2時間の講座でね!
●お申込み⇒ http://www.sensuiryu.net/seminar.html

泉水流代表、護身術インストラクター、古武術研究家、リフレクソロジスト、気功整体師、レイキマスター、文部科学省認定スポーツプログラマー、千葉県スポーツ指導者協議会会員
幼少時より祖父と叔父に柔術と剣術を学び、父から空手を学ぶ。
その他、中国武術をはじめ多くの武術や実戦を経験、気功やレイキ、整体も学ぶ。
それらの研究により独自の泉水流柔術を立ち上げる。
趣味は、読書・旅行・能力開発・ドライブ・スポーツコーチングなど。
今の夢は、全国を回りセミナーを通して皆さんとお会いする事です。
より多くの方に知識や技術を提供し、快適な生活づくりのお役に立ちたいと思っています。
夢の実現に向けて、一歩また一歩とワクワクしながら前進しています。
あなたの暖かい応援、どうかよろしくお願いいたします。
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