日常が武となる

2010年6月17日は、一之江道場での柔術練習会。
http://www.sensuiryu.net/drill.html

3名の初伝の方が参加されました。

柔術練習会は、柔術セミナー受講者なら、
どなたでも参加できます。

技を鈍らせない為にも、ぜひ参加される事を
お勧めします。


今回の稽古メニューは…、


1.軸とりゲーム

 …推手の要領で、お互いの手首を合わせて、
  スタンスを変えずに、推したり、流したり、
  返したりして、相手の重心を崩したり、
  相手の中心軸を推したりします。
  力を入れると簡単に崩されてしまいます。


2.関節返し技

 …相手に関節技をかけられた時に、技を抜き、
  逆に技をかけ返します。
  これも、力を入れると相手の技が極まり、
  逃れる事が出来なくなります。


3.スパーリング

 …防具をつけての打ち・投げ・極めの稽古。
  相手との間合い(時・空・人)を練ります。
  稽古では勝つ事よりも、重心の安定や
  動きの正確さ、反応や機転を養います。


僕も、6ヶ月ぶりにスパーリングを行ないました。
なんとか連続して3名とのスパーを果たせました。

僕は体力が無いので、いかにエコに動くかが勝負です。
(おじいちゃんか!)↑


今回、技をかけた時に、相手が受身をとれない状態で
背中から落としてしまったので、自分でもショックでした。
本当にごめんなさい。。。

全然ダメじゃん!
心身のコントロールが出来てないじゃん!!


『日常が武となる』と言いますが、
日頃の生活の中での立ち振る舞いや、気構えが、
そのまま武術の技に出ます。

「ガチガチに生きていけ!」というのでは無く、
力を抜きながらも、イザという時の為に、
「自分の軸をしっかり持った生きかた」が大切だと
思います。


僕の修行も、まだまだ遠い道のりです…。

ま、いいか〜♪ ←(いいのかよ!)